いわゆる安定期といわれる中期に入っても、ママの身体には妊娠特有の身体の変化や不調がいろいろとあらわれてくるものです。今回は、そんな妊娠中期の様々な症状の中から、第3弾として「頭痛」を取り上げます。

妊娠中期に入ってから、こめかみ辺りに頭痛がするようになったんだけど・・?
実はこれ、ただの疲れなどではなく、妊婦特有の頭痛の症状である可能性が高いのです。

しかしながら、お腹の中に赤ちゃんがいるため、頭が痛くても自己判断で市販薬などが飲めないのが妊婦さん。では、この頭痛は我慢するしかないのでしょうか?

いえいえ!そうではありません!
妊娠中期の頭痛を解消する、もしくは和らげる方法はちゃんとあるのです。

頻繁に起こる頭痛でお悩みのプレママさん達!対処法をしっかり知って、頭痛とおさらばしましょう!

妊娠中期の頭痛!タイプは3つ!?

妊娠中期の頭痛と一口に言っても、その原因によって、「偏頭痛」と「緊張型頭痛」、そして貧血からくるものの3つのタイプに区分することができます。

まずは、ご自分の頭痛がどんなタイプか?そして、その頭痛はどんな原因からきているのか?それを確認して、解消へつなげる手がかりとしていきましょう。

「偏頭痛」タイプの特徴と原因

偏頭痛」は、脳の血管が拡張されることが原因で、ズキンズキンと脈うつような感じと共に、こめかみ目の周辺が痛み、片側に痛みが多く出るのが特徴です。時には、吐き気や嘔吐を伴うことも。

これは、妊娠によって盛んに分泌されるホルモンの変化によって起こる場合が多いとされています。赤ちゃんをお腹の中で成長させるため生み出されるホルモンが、脳血管を拡げ、その拡がった血管によって神経が圧迫されたり、もしくは引き伸ばされたりすることで痛みが生じるのだとか。

「緊張型頭痛」タイプの特徴と原因

一方、もう一つの「緊張型頭痛」は、偏頭痛の反対で、血管の収縮が原因で起こるもの。
頭がギューッと圧迫されるように、後頭部から首筋にかけてしめつけられるような痛み頭全体、もしくは両側で起きるのが特徴とされています。

これは、妊娠によって大きくなった胸やお腹、その重み、それらを支えようとする姿勢の変化や、そこから生じる肩こり、腰痛といったものが原因になっているのでは?と言われています。
妊娠による体型や体重の変化が肩こりや腰痛を生み、そこから頭が痛くなるというメカニズムです。

貧血からくる頭痛とは?

妊娠すると、赤ちゃんをお腹の中で育てるために血流がUPするのですが、この時、血液が薄い状態となり貧血気味になることが知られています。これはどの妊婦さんでもその傾向があるのですが、もともと貧血気味であった方は「鉄欠乏性貧血」になる可能性が高いと言われおり、この「鉄欠乏性貧血」の症状の一つとして、頭痛があるのです。

頭痛もするけど、貧血でもある・・という場合は、貧血からくる頭痛ということも考えられますので、産婦人科で一度、相談するのがおすすめです。妊娠中でも貧血の治療はできますから、鉄剤を処方してもらうなどの対処をとれば、貧血も頭痛の症状も解消することができるかもしれません。

妊娠中期の頭痛の対処法とは?

それでは、ここからは妊娠中期の辛い頭痛への対処法を、頭痛のタイプも考えながら見ていきましょう!

痛い箇所を温めるor冷やす

ズキズキとこめかみ辺りが痛む「偏頭痛」は、脳の血管が広がって起こるもの。
そのため、濡らしたタオルや保冷剤などで痛む箇所を冷やし、暗くしたお部屋で休むと、広がった血管を収縮させ、神経の圧迫を和らげるので効果的です。温めると逆効果になるので、お風呂はシャワーがいいでしょう。

逆に、肩こりや腰痛などからくる血管の収縮による「緊張型頭痛」の場合は、血流を良くする方法が有効です。無理のない範囲で軽いストレッチをする湯船に浸かって血行をよくする首から肩にかけて蒸しタオルを掛け、温めるなどがおすすめです。

マッサージ

こめかみの辺りや目の周辺が痛む場合は、目の疲れなどが頭痛の原因の一端になっていることも。
そんな時は、目元のマッサージが頭痛解消に有効です。痛むところをゆっくりともみほぐし、目元を暗くして目を休め、温めたタオルなどで覆うのもいい方法です。

また、「緊張型頭痛」にもマッサージが効果的!首や肩、腰などをマッサージして、血流を良くしてあげれば血管の収縮が解消され、症状が和らぐと思います。

ただし、妊娠中期にもなるとお腹が大きくなっています。うつ伏せ寝ができませんので、イスに反対にまたがるなどして、座った格好で家族の方にマッサージをしてもらうようにしましょう。

カフェインを摂る

妊娠中、カフェインは厳禁!と思っている方も多いと思いますが、1日にコーヒー1~2杯程度ならば妊婦さんでも問題ないと言われているそうです。

カフェインには血管の収縮作用があるため、こめかみ辺りが痛む「偏頭痛」タイプに効果的です。たくさん飲み過ぎるのはいけませんが、少量、もしくは薄くしたコーヒーなどを摂って症状を和らげるのは有効だと思います。

パソコン・スマホを控える

パソコンやスマートフォン、タブレット端末など、現在の世の中では必要不可欠なツールとなっていますが、長い時間同じ姿勢で向かっていては、目の疲れ肩こりや腰痛の原因になってしまい、それが頭痛をひどくさせてしまうことも。

頭痛がひどい時は使用を控えて、目や身体を休ませてあげましょう。お仕事などでどうしても使用しなければならない場合は、適度に休憩をはさむ、時々背筋を伸ばす、肩を回すなどのストレッチを取り入れてみてもいいですね。

生活リズム・食生活を整える

生活リズムや食生活が乱れると、あちこち身体の不調を招きがち。
特に妊娠中はホルモンバランスが崩れやすく、その結果、自律神経の乱れを引き起こすことが多いので特に気をつける必要があります。

自律神経が乱れると、様々な症状があらわれてきますが、頭痛もその一つ。
しっかりと睡眠をとり、バランスのいい食事、早寝早起きを心掛けましょう。また、貧血からくる頭痛を予防するためにも鉄分の多い食材を積極的に摂るようにしましょう。

病院で薬を処方してもらう

妊娠中は絶対お薬が飲めない!と思っている方、意外と多いものですが、実はそうではありません。自己判断で飲んではいけないのは、市販薬

産婦人科などで処方されるお薬は、妊娠中でも服用できるものです。ですから、いくら対処法を実践しても効果がないという方は、あきらめる前に病院へ
漢方の痛み止めなどもありますから、一度相談してみて下さい!

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