妊娠をきっかけに引越し!間取りのおすすめは?
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最終更新日:2018/04/18
葉酸
妊娠をきっかけに引っ越しをするという方も多いと思います。独身者やカップル向けの賃貸だと、子どもNGというところも結構ありますからね。
また、赤ちゃんが生まれると、思った以上に何かと荷物が増えます。大きくなれば遊ばせるスペースも必要になりますよね。
そこで今回は、妊娠をきっかけに引っ越しをするのなら、どんな間取りのお家を選んだらいいのか?ということを考えていきましょう!
産まれてくる赤ちゃんの子育てにぴったりなお家!一緒に探してみましょう!
もくじ
赤ちゃんが寝る部屋+1部屋は最低確保!
新婚のカップルであれば、今は2人でワンルームに住んでいるという方も珍しくないでしょう。しかし、赤ちゃんが生まれてくるのであれば、ワンルームはおすすめしません。
何故なら、夜、赤ちゃんとママが落ち着いて寝られる寝室を別に確保する必要があるからです。
赤ちゃんを育てるというのは思った以上に大変です。第1子であれば慣れない育児に奮闘することになりますし、昼夜構わず、授乳があるのでママは細切れにしか寝られません。
「やっと寝てくれた・・」と思ったら、30分で起きることもあります。子育て中のママの一番の願いは「ぐっすり眠りたい!」これに尽きるほどです。
ですから、夜、赤ちゃんを落ち着いて寝かせられる部屋は絶対に必要!
夜、1日の子育てを終え、へとへとになりながらもやっと赤ちゃんを寝かしつけたところに旦那さんが帰宅。
急に騒々しくしくなる気配やパッと明るくつく部屋の電気、突然流れ出すTVの音・・そのどれもがせっかく寝た赤ちゃんが目を覚ます原因になり、ママの時間をかけた寝かしつけは水の泡となります。
しかもやっと寝られた赤ちゃんは急に起こされたため、機嫌が悪い!なだめてもすぐには寝てくれません。
このような状況になり、ケンカをするカップルはたくさんいます。ママも慣れない育児と睡眠不足でイライラしていますし、パパも疲れて帰ってきたところを責められてはいい気持ちにはならないでしょう。
ですから、赤ちゃんを育てる子育て世代には、少なくとも「赤ちゃんが寝る部屋」と旦那さんが帰ってきて過ごす「リビングなどのTVがある部屋」の2つが分けられる間取りがベスト。
旦那さんの帰宅が遅いご家庭なら、なおさらです。赤ちゃんが眠っているときに電気をつけて起こされたら、生活リズムにも良くないですし、いつまでも赤ちゃんの体内時計が育たない原因にもなります。
プラス、できれば「赤ちゃんが寝る部屋」はリビングから遠い部屋が理想ですね。
私は子育て中、リビングのすぐ隣の部屋を寝室としていたのですが、ふすまやガラス戸1枚隔てただけの寝室ではリビングの音が丸聞こえ!
赤ちゃんの寝かしつけにすごく苦労しました。イライラして頭にきて、旦那さんを責めたことが何度もあります。皆さんはこんな失敗をおかさないでくださいね。
また、夜中の授乳や夜泣きという問題もあります。
授乳や夜泣きのたびに起きて、ママと一緒に手伝ってくれるパパならいいのですが、そういうタイプではない場合、ワンルームなどの一部屋で過ごすのはお互いが苦労することになるでしょう。ケンカの原因にもなりかねません。
そのような場合は、赤ちゃんがしっかりと寝るようになるまで、夫婦が寝室を別々に分けるのがいいですね。お互いが余計なストレスを抱えないですみます。
そのため、やはり「赤ちゃん+ママ」「パパ」で寝室を分けることが出来るような間取り、つまり「赤ちゃんが寝る部屋」+もう一部屋というのがおすすめになります。
理想は2DK・2LDK!
具体的な部屋数で言うと、「2DK」「2LDK」あたりが理想です。3DK以上になると夫婦2人に赤ちゃん1人では使わない部屋も出てくるでしょうし、家賃も高くなります。
「2DK」「2LDK」のうち、赤ちゃんの寝る部屋を1つ、夫婦で別々に寝るのであればもう1つの部屋はパパの寝室にしましょう。
家族一緒に寝るのであれば、もう1つは客用の寝室兼、赤ちゃんや子どもグッズの収納スペースにしてもいいですね。赤ちゃん用品って案外スペースを取りますからね。
また、赤ちゃんが大きくなれば日中遊ばせる部屋として、将来的には子ども部屋としても使えます。
理想を言えば、2つの部屋のうち、リビング・ダイニングから遠く静かな部屋を赤ちゃんの寝る部屋に。
もう一つの部屋はリビングに近く、赤ちゃんのお昼寝や遊ぶのに使えると便利です。それも「和室」であれば、なお良いですね!
最近の家では和室がない場合も多くなってきていますが、夏は涼しく冬は暖か、転んでもあまり痛くない畳の部屋は、赤ちゃんのオムツを替えたり、お昼寝をさせたり、遊ばせたりするのにうってつけです。
また、お客様が来た時もふすま1つで仕切れますから、赤ちゃんが寝ていてもふすまを閉めればOK!万が一、泣いてもふすまであればすぐに分かるのですぐに赤ちゃんの元へ駆けつけることができます。
キッチンから赤ちゃんの様子がわかる!
これから赤ちゃんが生まれるご家庭なら、キッチンから日中の赤ちゃんの様子がわかる間取りがおすすめです。
主婦にとってキッチンに立つ時間は短くありません。キッチンが別個の部屋として独立していて、赤ちゃんが寝ている、遊んでいる様子が全然わからないようではキッチンにいる間中、心配でたまらくなるはずです。
そのため、キッチンが対面式でリビングの様子が見渡せる、料理をしながら赤ちゃんがいる部屋を見守ることができるという間取りを選ぶのがおすすめです。
収納が充実しているかどうか?
新居を選ぶ際に意外と見落としがちなのが、「収納」だと言われています。
見えない部分なのであまり気にならないことも多いのですが、子どもが生まれると何かと物が増え、収納スペースの確保に頭を悩ませるようになります。
また、収納スペースが少ない場合、どうしても見えるところに棚やタンス、収納ボックスなどを置かざるをえなくなってしまいます。
すると、部屋が狭く感じられますし、よほどインテリアセンスがある人でない限り、赤ちゃんや子どもグッズで溢れ、部屋に統一感がなく雑然とした感じになりがちです。
また、赤ちゃんが小さいうちはベビーカーの置き場所も必要になります。
マンションやアパートの場合、ベビーカーをドアの外や、共用廊下に置くことができず、玄関に置いているというご家庭がほとんどです。
部屋の中の収納が十分かどうかはもちろん、玄関にベビーカーが置けるか?という点でもチェックを忘れずに!
ユニットバスはNG!
カップルでワンルームに暮らしていると、ユニットバスというケースも多いはず。
しかし、大人二人なら大丈夫でも、赤ちゃんを沐浴させなければならない時にユニットバスでは少々、いや少々以上に狭くやりづらく感じられるでしょう。
さらに、子どもが大きくなってくると、一緒にお風呂に入るようになります。そうなると増々ユニットバスでは無理が出てきますよね。
引っ越しの際のお部屋選びでは、お風呂場の広さなども考慮に入れて選んでみて下さい。
子どもの成長に応じて変化できる間取り!
子どもが小さい時は必要ありませんが、大きくなるにつれて専用の子供部屋が必要になることもありますよね。
今から選ぶお部屋に長く住むつもりがないのならあまり考えなくてもいいかもしれませんが、長く住みたい、長く住む予定があるという場合には、将来のことも考えた間取りの家を選ぶようにするといいでしょう。
子どもが大きくなったら子ども部屋を与えたいのか?
子どもは1人?2人?同じ部屋を与える?別々?
など、自分たちなりの将来設計を考えながらお部屋を選んでみるといいですね。
妊娠をきっかけに引っ越し!どんな間取りを選ぶ?
いかがでしたか?今回は、妊娠をきっかけに引っ越しをする時、どんな間取りを選べばいいのか?というテーマでお届けしました。
赤ちゃんが生まれ、これから子育てをしながら生活していくのなら、子育てがうまくいく環境を選びたいもの。この記事を参考にして、新しいお部屋選びの参考にしていただけたら幸いです。
ちなみに、こちらは間取りとは直接関係ないのですが、お部屋選びの際にもう1つ重要なことがあります。
それが「保育園への待機児童問題」。共働きの方であれば、これから引っ越しをしようと考えている地域の待機児童の情報は、積極的に集めておきましょう。
せっかく会社に復帰できると思ったのに、預け先がなくて断念した・・という話もよく聞かれますからね。
また、小学校の評判が悪くて学区を変えるために引っ越しをするというケースも今では少なくありません。将来通うことになる小学校の評判や、学童保育情報なども一緒に確認しておくとより良い選択ができると思います!
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