妊娠の安定期というと、赤ちゃんが安定して流産の心配も低下し、辛いつわりがおさまってくる時期と言われていますね。

では、安定期っていつからいつまでなの?と問われると、よくわからない・・かも?と思う方が意外といるのでは?また、産婦人科の医師から「安定期に入りましたね」とはっきり言ってもらえたという方も実際にはそんなにいらっしゃらないようで、知らない間に安定期に入っていた・・という方も多いのかもしれません。

そこで今回は、つわりで苦しむ妊婦さんには待ち遠しい「安定期」について、いつからいつまでなのか?ということ、安定期の注意事項などをご紹介していこうと思います。

妊娠の安定期はいつからいつまで?

妊娠の安定期は、一般に妊娠5~7ヶ月 (妊娠16週~28週) 頃と言われています。
妊娠5ヶ月のこの頃、ママのお腹の中では胎盤が完成し、赤ちゃんの大きさがレモン2個分ほどの200gくらいになると言われています。

赤ちゃんは筋肉や骨格が発達して、内臓や外観もかなり整ってくるとか。生殖器の発達も進み、女の子なら原始卵胞ができる時期と言われています。指しゃぶりを始める子も多いようですよ!

安定期はどんな時期?

安定期は胎盤が完成してくるため、個人差もあるのですが、妊娠初期の不安定な体調が安定してきて、吐き気や倦怠感、眠気、頭痛などの諸症状も治まってくると言われる時期。あんなに過敏に反応していた匂いにも平気になったり、ご飯を美味しく食べられるようになったりと、不快感が薄れ、活発に行動できるようになる時期とも言われています。

また、流産の9割が妊娠4ヶ月までに起こるとされており、安定期に入る5ヶ月以降の流産の危険性はぐっと低くなるとも!もちろん絶対に安心!というわけではないですが、少し一安心できますよね!

一方、ママの身体もお腹のふくらみが目立ち始め、いわゆる妊婦さんらしい体型に変化してきます。この頃になると胎動を感じる方も増え、お腹の中で赤ちゃんが育っているんだなぁ・・と改めて幸せを感じる方も多くなるでしょう。

どんなことができる?

安定期になると、お腹は大きくなりますが、身体が楽になったと感じる方が多いため、マタニティスイミングヨガなどの運動を始める方も多いようです。妊婦さんによくある腰痛予防にもなりますし、出産に必要な筋力や呼吸法を身につけられるのでおすすめですね!

また、産院や地域のプレママ教室などに参加するのもおすすめです。出産についていろいろ知ることができますし、同じくらいに出産予定のママと知り合うこともできます。私自身も出産して、子どもを育ててきましたが、夫と同様に、時にはそれ以上に力になってくれたのがママ友です。

「ママ友」と言うと、世間ではネガティブに捉えられがちですが、実際はそんなことはありません。もちろん、いろいろと大変なことも時にはあるかもしれませんが、私にとってそんな時も一番支えになったのは他ならぬ「ママ友」でした。

妊娠、出産と女性の身体には変化が訪れます。もちろん、夫もいろんな悩みを聞いてくれましたが、同じ経験をしているママと話すとお互い共感できるので、話が早いんです!

子育てにおいても、お仕事で忙しいパパにいちいち細かい悩みは打ち明けにくいですが、同じように子育てをしているママ友はやはり同じようなことで悩んでいるので、気軽に相談できましたね。

妊娠・出産と大変な時期だからこそ、同じ悩みを共有し、わかりあえる友達を持つことは大切だと私は思います!

また、この時期はパパと協力して、家の大掃除をする方もいるようです。
もちろん安定期だからといって無理は禁物ですが、妊娠後期に入ってお腹がもっと大きくなると動きにくくなりますし、出産後は赤ちゃんにかかりきりになるだろうから・・と出産前に赤ちゃんのための部屋を整えるという方は多いようですね。

それから、妊娠が順調で、医師の許可が出れば、旅行を楽しむこともできます。ただし、安定期と言えども体調が急変することは十分考えられます!

旅行先として人気の高い沖縄の「沖縄県立中部病院」によると、旅行中に体調が急変して救急患者として受け入れられた妊婦288人のうち、約4割が安定期だったとの報告があるとか。

安定期だからと油断せず、体調に気をつけて旅行を楽しむようにしてくださいね。
また、念のために保険証母子手帳などは必ず持参し、旅先で体調が急変したら行ける病院がどこにあるか?などということは事前に調べておくことも大事です。

そして、産まれてくる赤ちゃんのための用意や出産の準備などをするのも、おすすめ!
赤ちゃんが産まれた後の生活をパパと話し合いながら準備をするのは、とても楽しいですよ!

また、出産後は忙しいし、お腹が大きくなってからだと外出もしづらいからと、この時期にパパとのデートを楽しむ方も多いようです。体調も安定して、外出もしやすいので、2人の時間を楽しむにはぴったりですよね。

その他、日本には、妊娠5ヶ月になると、最初の戌(いぬ)の日「腹帯」を巻いて「安産祈願」を行う風習があります。その多くは、神社などで行われ、腹帯となる「岩田帯」を購入できる所もありますし、事前に購入したものを持参して祈祷を受けられるところもあるなどいろいろ。

腹帯は、巻くことでお腹を冷えから守り、大きくなったお腹を安定させる効果や腰の負担軽減・腰痛予防にもなるのだとか。今では、コルセットタイプサポートベルトマタニティガードルなどの方が使いやすそうですが、昔からの知恵でもあるようなので、活用するのもおすすめです。

安定期に注意したいことは?

つわりが治まり、食欲も出て、体調が安定してきたといっても、依然、お腹の中には大事な赤ちゃんがいて育っている事には変わりはありません。これまでと同じように、無理をせず、疲れたらと感じたらすぐに休息を取る、身体を冷やさないようにするなど体調の変化にはきちんと対応するようにしましょう。

安定期は流産の可能性は低くなると言われていますが、0ではありません。また、妊娠高血圧症候群早産などの危険性もあります。

妊娠高血圧症候群の主な症状は、頭痛やめまい、はきけ、尿蛋白、むくみ、急な体重の増加、子癇によるけいれん発作などと言われています。重症化すると母子ともに命の危険性があるため、身体の冷え塩分の取り過ぎなどには気をつけ、不調を感じたら医師に相談するようにしましょう。

そして、つわりが治まってきた反動もあってか、食べ過ぎてしまう人が増えるのも安定期の特徴の1つです。お腹に赤ちゃんがいるから・・と食べ過ぎてしまうと急な体重の増加につながってしまいます。必要以上の体重の増加は出産に影響を及ぼすとも言われています。食べ過ぎには注意ですよ!

その他、お腹が大きくなることで腰痛などの諸症状が増えるのもこの時期から。お腹が大きくなると重心が変わるので、転倒などもしやすくなりますし、内臓を圧迫して便秘になりやすいとも言われています。

お腹の赤ちゃんのためにもママ自身のためにも、バランスの良い食事睡眠をしっかりとって、無理のない範囲で運動するように心がけましょう!

[ad#ad3]