妊娠中に引越しが必要に!病院は転院?どうするべき?

公開日: : 最終更新日:2018/04/18 葉酸

「会社員にとって転勤は当たり前」と言われる日本では、転勤などで妊娠中に引っ越しをしなければならないということはよくあることです。

その他、家族の都合など、近距離・長距離を問わず、妊娠中に引っ越しをする方は案外多いもの。かくいう私も妊娠中に引っ越しを体験しました。

ですが、最近では産婦人科医が減少しているため、引っ越した先でなかなか転院する病院が見つからないというケースも増えているそうです。

そこで今回は、妊娠中に引っ越しが必要になった時、妊婦さんが不安に思いがちな「病院はどうしたらいいの?」という問題についてご紹介していきたいと思います。

妊娠中の引越し!転院は?

妊娠中の引っ越しは、大きく分けると以下のように区別されると思います。

・ごく近距離への引っ越し
・近距離~中距離への引っ越し
・遠距離への引っ越し

このうち「ごく近距離への引っ越し」であれば、産婦人科を変える必要もなく、今まで同様に通いなれた病院に通い続けることが可能だと思います。

また、新幹線や飛行機などを使わなければならないような「遠距離への引っ越し」にまでなると、今まで通っていた産婦人科へ通うこと自体が難しく、不可能になりますから転院せざるを得ません

ですが、やっかいなのが「近距離~中距離への引っ越し」です。

かかりつけの病院からやや遠くなるが、通って通えない距離と時間ではない・・。転院するのは不安・・。また、かかりつけの病院をとても気に入っているなど、いろんな理由から「転院」を躊躇する方も多いのではないでしょうか?

しかし、妊娠が進むにつれ、ママのお腹は大きくなります。少し動くだけでも息切れがする、疲れてしまうなど、今まで以上にスムーズに行動することが出来なくなるのです。

さらに、出産が近づくにつれて、定期的に行われる妊婦健診の頻度も高くなります。臨月になると毎週通わなければならないという病院も多くなります。予定日を過ぎると、「次回は3日後」と言われることもあります。

引っ越しをして、そのような頻度で通うことができるか?ということも、今一度考えてみなければなりませんね。

また、時間をかけた移動というのは、妊婦さんにとって身体への負担があるだけではなく、移動中のトラブル、破水などのリスクも大きいもの。

ママの急な体調の変化やお腹の赤ちゃんに何かあった場合のことも考えると、一刻も早く病院に向かう必要があり、できれば、新しいお家の近くに転院するのが理想だと言えます。

ただ、人にはそれぞれ事情もありますよね。この産婦人科医減少のあおりを受け、地方によっては一番近い病院まで1時間程度かかるということもあります。

その場合には、病院側でも家が遠いことを考慮して、陣痛が始まったら早目に病院に向かうようになどの、遠いなりの的確な指示がされるはずです。

もし、「近距離~中距離への引っ越し」をされる方で、転院がどうしても不安だという方は正直に今のかかりつけ医に相談してもいいかもしれません。

今のあなたの状態を見て、一番いいアドバイスをくれると思いますよ。もしかしたら、あなたの転居先にあるいい病院をご存知で、直接紹介してくれるということもあるかもしれません。

引っ越し時期を選べるという場合は?

近々引っ越しはするつもりだが、時期自体はある程度都合がつくという場合もありますよね?新居を建てるとか、親と同居する予定だとか・・。

そのようなケースで、「転院したくない」という気持ちが強いのであれば、出産前は本格的に転居せずに、引っ越しの準備を軽く進めながら、今まで通り、かかりつけの病院に通い、出産のタイミングで引っ越し、ママと赤ちゃんは出産後に新しいお家にそのまま行くという方法を取ることも可能です。

どちらにしても、お腹の大きな妊婦さんは引っ越しの準備に積極的に関わるわけにはいきません。重い荷物も持てませんし、疲れすぎても身体に障ってしまいます。出産直後ももちろんタブーです。

妊娠中に引っ越しをする・出産後に引っ越しをする、このどちらもタブーなのですから、それならばここはご家族や旦那さん、引っ越し業者に頑張ってもらって、慣れた病院で出産まで終え、出産したらそのまま新しいお家へ・・というのがベストな時もあるのでは?

少なくとも、引っ越し+出産という一大事に「転院」まで加えることをせずに済みます。ママも安心できますしね。

また、うまくタイミングが合わなければどちらかの実家で少しの間過ごしながら調整するというのも一つの手だと思います。

転院する時の注意点は?

ただ、工夫次第で転院せずにすむ妊婦さんならまだしも、絶対に転院しなければならない引っ越しもありますよね。その場合は、どんなところに注意したらいいのでしょう?

まずは情報収集!

妊婦さんが引越しする際は、新しい家の近く、もしくは通える範囲に「分娩ができる産婦人科」があるかどうかを必ず確認しましょう。

今は産婦人科医が非常に少なくなっています。「分娩」までできる病院はどんどん減ってしまっています。そのため、ネットや新しい住まいの自治体窓口に問い合わせるなどして、できるだけたくさんの情報を集めることが大切なのです。

また、人気の病院ですと、早くに分娩予約が埋まってしまうこともあります。転居先にいい病院が見つかったら、「分娩予約が取れるか?」を希望の病院順に電話で確認していきましょう。

空きがあるというのであれば、分娩の予約と引っ越しの予定も考えつつ、次の妊婦健診の予約も取っておくと安心です。

さらに、前置胎盤や胎盤癒着、持病を抱えているなど、妊娠・出産にリスクが予想される妊婦さんの場合は、今のかかりつけの産婦人科医に相談するのが先決です。

引越しをする旨を伝え、転院先の相談をしましょう。リスクに対応可能な病院や産婦人科医を紹介してくれるはずです。

また、新しい病院が決まったら、現在通っている病院と新しい転院の病院の両方に「転院する際の手続き方法」を聞いておくとスムーズに事を進めることができると思いますよ。

紹介状を書いてもらう

転居先にいい産婦人科が見つかったら、今かかっている病院で転院のための「紹介状」を書いてもらうようにお願いしましょう。

「紹介状」には、今までの妊娠経過や受けてきた検査結果などが書かれますので、これを持って新しい病院に行けば、引継ぎが滞りなく行え、かつ、同じ検査を受ける手間などを省くことができます。

ただし、「紹介状」の作成には時間がかかります。なるべく余裕をもって病院に依頼するようにしてくださいね。

また、今通っている病院に分娩の「予約金」などを入れている場合は、返金してもらえることがあります。それも病院側に確認してみましょう。

妊婦健診受診票が使えるか?の確認!

母子手帳と共に交付される「妊婦健診受診票」は、住んでいる自治体が助成してくれる補助券です。そのため、住む地域が異なると受けられる補助の内容も変わってきます。

つまり、今持っている「妊婦健診受診票」が転居先では使用不可能、もしくは新たに発行してもらわないといけないという場合も出てくるのです。

ですから、自治体をまたいだ引っ越しをする際には、必ず、新しい自治体のHPや相談窓口などで、今持っている「妊婦健診受診票」が転居先では使用できるかどうか?の確認をあらかじめしておきましょう。

ちなみに、「母子手帳」は自治体ごとにデザインなどが異なりますが、内容はさほど変わりません。どこに行っても引き続き使うことができます。

妊娠中に引っ越し!病院はどうしたらいい?!

いかがでしたか?今回は、「妊娠中に引っ越しが必要になった時、病院はどうしたらいいの?」というテーマでお届けしました。

引っ越し先が近所なのか、遠いのかでも「転院」の必要性はだいぶ違っていますよね。また、「どうしても転院したくない」という場合は、引っ越し時期をずらすことを考えてもいいのかもしれません。

ただ、引っ越し先が外国ともなると、国内の遠距離への引っ越しよりも手続きは煩雑になります。飛行機に乗るだけでも医師の診断書が必要になることがありますし、事前の下調べは絶対に必要ですよ!

いずれにせよ、妊娠中の引っ越しは大変です!あまり無理をし過ぎないよう、くれぐれも身体に気をつけてくださいね!

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