お腹の中の赤ちゃんは、男の子なのかな?女の子なのかな?赤ちゃんの誕生を待ち望むママやパパにとって、やっぱり赤ちゃんの性別はすごく気になりますよね!

世の中の多くの方が同じ想いを抱いているようで、約9割のプレママが胎児の性別について医師に質問するそうです。また、 妊娠初期の頃は「性別は教えないでください」というママも、妊娠後期に入ると我慢できずに「やっぱり教えてください!」と言ってくる方も多いんだとか!

そこで今回は、そんな皆さんの疑問をふっと飛ばすため、赤ちゃんの性別が決まる時期や、男の子か女の子か性別が判別できるのはいつからなのか?ということについて、まとめてご紹介していきたいと思います。

あなたのかわいいお腹のベビちゃんは、男の子・女の子のどっちなんでしょう?
会えるのが楽しみですね!

赤ちゃんの性別が決まる時期は?

赤ちゃんの性別いつどのように決まるか、皆さん、ご存知でしょうか?
実は、赤ちゃんの性別は、受精した瞬間から男か女かが決定されています。ママの卵子にY染色体を持つ精子が受精したら男の子となり、X染色体を持つ精子が受精すれば女の子になるのです。つまり、男女の性別を決定づけているのは精子、パパということになりますね。

そしてこの一旦決まった性別は成長しても変わることはありません。しかし、その外形は妊娠当初からあらわれるものではなく、ごく初期の段階ではすべての赤ちゃんが女性型の性器を持っていると言われています。その後、性別が女の子の場合はそのまま女性型の性器が発達していき、男の子の場合は途中からY染色体の影響で精巣が作られ、男性型の性器へと変化していくのです。

この男女差は、妊娠9週頃から生じてきて、11週~12週頃にはその違いが確実になると言われています。

男の子か女の子か性別が判別できるのはいつから?

お腹の中では男女差が妊娠12週には確実になるようですが、妊娠12週というとつわりが治まるか・・ぐらいの時期。かなり早い感じがしますよね。

しかし、お腹の中で性別が確定しても、実際にエコーなどでママやパパが確認できるようになるのは一体いつからなのでしょうか?

だいたい妊娠16週くらいから

一般には、膣の中に小型の機械を挿入して行う「経膣超音波検査」で、胎児の向きなどの条件が揃っていれば妊娠12週~13週に性別がわかることもあるそうです。しかし、この時期に医師が性別をほぼ判断できたとしても、妊婦さんに伝えられることはありません。

何故なら、やはり胎児の姿勢や見え方などによって性別の判断が確実ではないことと、倫理上の問題、つまり性別による堕胎を防ぐためなのだそう。医師や助産婦の間では、法的に堕胎不可の周期に入るまで性別を伝えないという暗黙のルールがあるのだそうです。赤ちゃんの性別に左右されずに、ママが赤ちゃんを産む心構えができた時期に伝えたいという願いがこもっているのでしょうね。

またエコーなどの「経腹超音波検査」は、妊娠16週くらいから性器の形がわかるようになり、20~22週以降にはほぼ確実に性別が判別でき、妊婦さんにも性別を伝える産院が多くなるそうです。

ただし、これらの検査は100%の確率で当たるわけではありません。最近の超音波機器は大変性能が良く、赤ちゃんの姿勢など条件が揃い、はっきりと外性器が観察できれば、まず間違うことはないと言われていますが、やはり赤ちゃん次第!

確認しやすいのは外性器周辺ですが、赤ちゃんが背中やお尻を向けてばかりいたり、足を交差していたり、手や足などがかぶさっていたりするとやはり判別が難しいようですね。

男の子が判別しやすい!?

一般には「男の子」の方が性別を判別しやすいそうです。やはり「証拠」がちゃんとついていますからね!この「男の子」の証拠は、エコーにもよく映るそうで、医師から伝えられる前にママがはっきり確認できた!という話もよく聞かれます。

また、赤ちゃんの性別は外性器で判定されることが多いのですが、超音波検査で「子宮」を確認できると「女の子」とわかることもあるとか。「子宮」はおなか周辺に黒い丸として映り、男の子の場合は膀胱の1つのみ、女の子の場合は膀胱と子宮と2つが映るため、判別が可能となるそうです。

性別を知りたい?知りたくない?

産まれてくる赤ちゃんの性別を知りたい!という方が多数派のようですが、知りたくない方もいますよね。そのような時、どう伝えればいいのでしょうか?

性別が知りたくない方への注意!

赤ちゃんの性別を知りたい人が多い中、「知りたくない」「産まれた時のお楽しみにとっておきたい」という方もいるでしょう。その場合は、「産まれるまで性別を知りたくない。わかっても教えないでください」と医師に伝えておく方がいいと思います。だいたいの医師は「性別は知りたいですか?」と質問してくれるのですが、まれにぽろっと口に出す方もいます。

私は産まれてからのお楽しみ♪にしたいと思い、性別は知らせないでほしいと頼んでいたのですが、里帰り出産で実家近くの産院に変わった時、先生から唐突に「女の子だねー!」と言われてしまいました。性別を知らせないでほしいと頼む前だったので、先生に悪気はなかったと思うのですが、こういう先生もいらっしゃるので、性別が知りたくない方はきちんと前もって伝えるよう注意してくださいね。

ただ、私は性別がわかったからといってがっかりはしなかったですね。むしろ嬉しかったし、お腹の中の赤ちゃんは女の子なんだ・・と親近感が増しました。事前の準備もできましたし、性別を知ることもアリだなぁと思いました。

性別が知りたい方は?

赤ちゃんの性別を知りたい方は、判別がしやすい妊娠16週前後からエコーを注意して見ておくか、担当の医師に「赤ちゃんの性別を早く知りたい」と伝えておくといいでしょう。あまり早い段階では教えてくれないかもしれませんが、エコーなどで医師が言う前に性別が判別できたという方は結構いらっしゃるようです。

もちろん、男の子・女の子どちらでもいいので健康に生まれてきてほしい・・どのママも究極の願いはそれだと思います。性別判断は100%確実というわけではなく、女の子と言われていたのに、産まれてきたら男の子だった!ということもあります。このことを念頭に置いた上で、赤ちゃんの性別を参考にし、赤ちゃんの誕生を楽しみにしてほしいですね。