妊婦さんは、お腹の中に大切な新しい命がある身体。自然、食べるものにも気を使いたいと思いますよね。

そこで今回は、「妊婦さんが知っておきたい妊娠中の食事の注意点」をご紹介していきます!是非、参考にして楽しく安全な妊娠生活を送ってください!

妊婦が知っておきたい!妊娠中の食事の6つの注意点!

では、早速、妊婦さんが知っておきたい妊娠中の食事の注意点を、6つご紹介していきましょう!

妊娠中の食事はバランスよく!

妊娠中の食事の注意点を、どうしても一言で表せと言うなら「妊娠中の食事はバランスよく!」に尽きると思います。それほど、妊婦さんにとって「バランスの良い食事」は大切なこと!

何故なら、後ほど詳しく触れますが、食事で妊婦さんであるママを通じてお腹の中の赤ちゃんに害を及ぼす危険性が高いのは、「過剰摂取」によるものが多いからです。もちろん、免疫力の低下などで注意したい食品などはいくつかありますが、それは数種類のみ。多くの場合は、1つの食品や栄養素に偏った「過剰摂取」が問題になることが多く、それはバランスよく食事をしていれば避けられる危険でもあるのです。

また、バランスの良い食事は妊婦さんの体調も整えてくれます。貧血便秘といった妊婦さんがなりやすい症状もバランスの良い食事で予防することができるのです。

妊婦に不足しがちなのは、葉酸・鉄・カルシウム

一般に、妊婦さんに不足しがちなのは、葉酸カルシウムの栄養素だと言われています。妊娠中は体重の増加も気になるところですが、お腹の赤ちゃんのためにも不足しがちな栄養素は少し心掛けて摂取するようにしたいですね。かといって、葉酸・鉄・カルシウムばかりをむやみに摂取するような「過剰摂取」はもちろんNGです。

特に「葉酸」は、妊娠中は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク低減が期待できる栄養素として積極的な摂取が薦められており、サプリメントなどを飲んでいる方も多いのではないでしょうか?

しかし、「葉酸」が赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク低減に効果があるのは「受胎前後」と言われ、実は、妊娠がわかってから摂り始めても遅いという指摘もあります。一番効果的なのは、「赤ちゃんが欲しい」と思ったら葉酸を摂りはじめる!ということですね。

また、サプリメントでも大量飲めば効果が高くなるというものではありません。むしろ過剰摂取の害が危険を及ぼす可能性も。必ず、服用の基準を守るようにしてくださいね。

生ものには注意!

生魚生肉生卵生の貝といった「生もの」は、妊娠中食べてもいいのか?疑問に思うことも多いと思います。これら「生もの」のうち、妊婦さんが生のまま食べても大丈夫なのは「生魚」、つまり刺身のみ。もちろん、新鮮なものに限ります。

それ以外の生肉・生卵・生の貝などは、妊娠中は免疫力がどうしても低下し、菌などに感染しやすくなるので、生食は控えるようにするのが無難です。

例えば、生肉には、寄生虫「トキソプラズマ」が付着している可能性があり、妊娠中にこのトキソプラズマに初めて感染すると、胎盤を経由してお腹の赤ちゃんへ移行し、「先天性トキソプラズマ症」を引き起こし、赤ちゃんが水頭症脈絡網膜炎などの症状を起こす危険性につながるそうです。
これを防ぐには、生肉は食べずに、どんな種類の肉もよく加熱調理し、生肉を触った手もきちんと洗うようにすることが大事です。

また、生卵にはその殻に「サルモネラ菌」が付着している可能性があります。このサルモネラ菌に感染すると食中毒を引き起こし、激しい嘔吐下痢の症状が現れます。お腹の赤ちゃんに直接影響はないのですが、ママが下痢や嘔吐に苦しむのは赤ちゃんにとって決して良い環境とはいえませんよね。

また、生の貝は「牡蠣にあたった」とよく聞かれるように、「ノロウィルス」が潜んでいる可能性があります。実際、私も牡蠣で食中毒を起こしたことがあるのですが、それはもうひどい痛みです。夜中、痛さのあまり、眠っていても無意識にうなっていたようで、私は自分のうなり声で目が覚めたほどです。そこから先は激しい腹痛嘔吐、そして下痢。立てない程の痛みと嘔吐が襲ってきます。散々苦しんで、少し落ち着いた時に救急病院へ行けましたが、私は怖さのあまり、それから牡蠣が食べられなくなりました。
皆さんも気をつけてください!生の貝は、きちんと中心まで加熱して食べましょう!

大型の魚の過剰摂取は危険!

生の魚なら妊婦さんでも大丈夫!と言いましたが、過剰摂取はいけません。何故なら、「水銀」を多量摂取することになるからです。

これは生の魚に限った事ではないのですが、食物連鎖の上位にいる「大型の魚」には水銀が多く含まれているのです。
魚は良質なたんぱく質や脂肪酸、カルシウムなどを多く含む「身体にいい食材」ですが、食物連鎖によって自然界に存在する「水銀」がその体内に取り込まれていると言われ、過剰摂取などの偏った食べ方をすると、この「水銀」が赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があると指摘されています。

もちろん、普段、私達も魚を食べ、「水銀」を知らず知らずのうちに摂取しているのですが、その量は健康に影響を与えないとされる最大量の半分程度に過ぎず、体内に取り込まれた「水銀」は徐々に体の外に排出されるため、ごく普通の食生活をしていれば健康への影響はないとされています。

しかし、お腹の中の赤ちゃんは、お母さんが取り込んだ「水銀」を外へ排出することができないため、影響が懸念されますし、脳神経障害を起こす可能性もあるとされています。

特に「水銀」が多いとされる大型の魚のうち、マカジキ、メカジキ、ミナミマグロ、クロムツ、キンメダイ、クロマグロ、メバチマグロなどはよくスーパーでも目にする魚です。
ただ、マグロの刺身でも1人前を週2回程度摂取するのであれば、心配ないとされていますので、それほど神経質になる必要はありません。心配であれば、水銀が少ないサバイワシなど小魚中心の献立をおすすめします。

また、水銀ではないのですが、肉や魚のパテや、スモークサーモンなどにいることが多い食中毒菌「リステリア菌」にも注意が必要です。妊婦さんはこの「リステリア菌」に一般の人よりも感染しやすいと言われているからです。
この菌は、加熱殺菌していないナチュラルチーズや生ハムにも多いとされていますので、気をつけましょう!食べる際には十分に加熱をしてくださいね。

ビタミンAなどの過剰摂取も害に!

レバー、どちらも鉄分やビタミンが豊富な食材として人気がありますが、実はその中に含まれる「ビタミンA」を妊婦さんが多く摂取すると「胎児に奇形を起こす可能性が高くなる」と国立健康・栄養研究所のデータで報告されているそうです。

その基準は1日7,800ugとされ、ビタミンAが特に豊富ななら、1日につき40~50g程度に抑えておくべきとされているとか。

また、ひじき昆布なども身体にいいとされる食品ですが、ひじきには「無機ヒ素」が、昆布には「ヨウ素」が多く含まれ、たくさん摂り過ぎると身体に害を及ぼす可能性があると言われています。

日本人は海藻類が好きな国民です。しかし、妊婦さんはお腹に赤ちゃんがいる大切な身体。もし海藻類が好きだとしても、毎日ではなく、週1回や2回にとどめるなど、バランスのよい食事を摂るように心がけましょう。

アルコールやカフェインは、ほどほどに!

アルコールカフェインも妊娠中は摂っていいのか?気になる食材です。

アルコールは胎盤から赤ちゃんへ移行し、「胎児アルコール症候群(FAS)」になり、障害を持った赤ちゃんが生まれる危険があると指摘されています。

また、カフェインは1日に100mg以上を摂取している場合、流産するリスクが高まると言われ、お腹の中の赤ちゃんの中枢神経を興奮させて子宮内での発育遅延の危険性を大きくするとも言われています。

しかし、これらはどちらも「過剰摂取」がほとんどの原因とされ、毎日ではなく、時々カップ1杯を飲むぐらいなら大丈夫とされているそうです。

いかがでしたか?妊婦さんは、お腹に大事な赤ちゃんがいますから、どうしても気をつける点も多くなってしまいますね。

しかし、それほど神経質にならず、バランスの良い食事を摂ればだいたいは大丈夫のようです!この記事を参考にして安全な食生活を送り、元気な赤ちゃんを産んでくださいね!

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